紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2010/09/26 (Sun)21:05
地下のトップ二人!
どっちも可愛げはなぃと言い切ります。
見上げた月は満月。
ゆるり、と両手を空に伸ばした。
「あっれー?銀座さま?」
頬を撫でる風は秋の気配。
騒がしい呼びかけに振り返った。
えへら、と締まりのない笑顔を浮かべた姿。
「こんばんは」
いつもと同じ表情で挨拶する。
それに手を挙げて答えながら無遠慮に近づいてきた。
「アンタさ、丸くなったなんて嘘だな」
昔と何も変っちゃいねぇよ、と道化師を演じる瞳が冷たい色になる。
触れられる至近距離。
薄っすら笑みを浮かべて空に伸ばしていた手を男に向ける。
「僕はそんなこと、言った覚えはないよ?」
消えない傷跡。
会った当時から少しも変らない双眸。
変らない変れない変る気のない姿に咽喉の奥で低く笑った。
+++++
ウチの銀座様は鋭利なナイフどころか、カーボン仕様です。
人の首なんか簡単に落とせるよ^^
浅草さんはわかっててからかってる。
道化師気取った熱血漢!
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