紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2011/04/30 (Sat)01:24
あおいひかりのボツ部分。
見つけたので、ぺたり。
とても綺麗に晴れた空だった。
通学する学生の手を振り、遠出をするのだという乗客の話を聞いて。
一日六往復しかなかったけれど、人を乗せて走れて幸せだった。
短い間だったとしても、人々の笑顔に会えるのが嬉しかった。
『篠山のおにーちゃーん!』
『あぁ、篠山さん。今日もいい天気だね』
『……あんたに会えなくなるのは寂しいねぇ』
篠山、と呼ばれるのが当たり前だった。名前が変っても走る区間が変っても、自分は自分だと思っていた。
だから、いけなかったのか。
引き剥がされた半身が、未だに痛い寂しい、と泣いていた。
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使ったかもなぁ。。。←
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