紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2011/03/01 (Tue)20:01
うったか!!
お友達が描いた絵に触発されたの二つと、相変わらず何も考えてないのと。
不意に、胸が痛くなる時がある。
例えば、
拒絶するような背中、
諦めたように笑う顔、
ぴくりと動いて差し出されなかった手。
俺の想いはお前に届いていないのだろうか。
誰よりも何よりも愛しい俺の半身。
お前が俺の傍を離れたら、俺は為す術なく朽ちるだろう。
そんな風に誰かに笑うな。
あぁ、胸が痛い……
+++
ウチの高崎は宇都宮がいないと生きてさえいられない。
君は、知らないだろう。
僕がどれだけ君のことを想っているのかを。
君は知らないだろう。
僕がどれだけ君に救われたのかを。
君には伝えないだろう。
僕のこの醜い想いを。
君と一緒にいられるだけでよかった。
君の気配を、温もりを、感じていられれば満たされたのに。
何故今僕はこんなにも悲しいのだろう…
+++
ウチの宇都宮は本音を言わなさ過ぎる。
横に眠る体を抱きしめる。
僅かに高い体温が触れ合う箇所から触れて馴染んで境界がわからなくなった。
「本当に、溶けてしまえばいいのに」
体なんていらない。
覆い隠すものが何もなければこんなに苦しくなんて、ならないのに。
「君は、僕のことをどう思ってるんだい?」
らしくもない弱音が零れた。
+++
ある夜の話。
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