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紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2024/04/27 (Sat)13:09
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2011/03/07 (Mon)01:50

もの凄く、初期に書いたと思われる常磐とジュニア。
おま誰状態で爆笑したので、晒してみる。←

















ひょっこりと、顔を覗かせた休憩室。
ソファに探し人を見つけて、そぅっと近寄る。

「…………」
「あれ?」

近づいて、気が付いた。
相手が静かに眠っていることに。

「ちぇーっ!」

一瞬起こしてしまおうかと思ったけれど、疲れの滲む顔に躊躇した。
もそもそと隣に座り込み、じぃっと寝顔を見つめる。
少し俯き気味な顔に思ったより長い睫が影を落として、眉間の皺もない。
意志の強い瞳も今は閉ざされたまま。
すっきりと整った顔。
何かと喧しい口は薄く開かれ、穏やかな呼吸音が漏れていた。

「……ジュニアー?」

小さく、名前を呼んでみる。
返事はない。
さらり、見た目より柔らかい髪に触れてそぅっと顔を近づける。
唇に、触れるだけのキス。

「…………」

音もなく、ただ、触れ合わせるだけの優しい口付け。
至近距離で瞬き一回。
起きる様子がないことに、少しむくれる。

「オレがきてんだから起きろよ、ばーか!」

むに、と頬を引っ張って、べーっと舌を出した。
それでも反応がないことに諦めて、頬から手を放す。
ぴょん、とソファから飛び降りると、もう一度だけ振り返る。

「…………」
「……」

やはり、目を覚まさない。

「ちぇーっ!折角来てやったのに、ジュニアのばーかばーかばぁーーっか!!」

聞こえよがしに叫んで、歩き出した。
もう振り返らない。
颯爽と藤紫色の髪を揺らして、小柄な姿は出て行った。



ぱたん、と。
ドアが閉まるのを待っていたようにジュニアは目を開けた。

「…………っ」

口元を押さえて絶句する顔は、熟れたトマトのように赤い。

「反則だろ……」

低く呻く声にいらえはなく、思い出したように携帯の目覚ましが鳴った。


君が来たときから起きていたよって。
絶対言わないけれど。
告げたら君はどんな顔をするのかな?




+++
かわいいはなしがかきたかったんだとおもうよ!!
玉砕ですね^^
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ハッピーエンドを書くのが苦手。
得意なのは専ら昼ドラ系。←
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