紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2010/10/20 (Wed)01:16
タイトルを考ぇるのがそろそろ面倒になってきました。。。
けーひんは皆に愛されてるよね、って会話の流れだったと思われ。
「っくしゅ」
静かな会議室に小さな音が響いた。
ばっ、と複数の目が音の主を振り返る。
「な、なに……?」
流石に驚いた。
そのまま固まっていると、隣から伸びたオレンジの制服に書類を取られる。
ポケットから業務用の携帯電話が抜かれて腹話術の人形の胸ポケットに収められ、ひょいと高崎に抱え上げられた。
「ちょっ」
「今日はもういいから」
とどめに宇都宮がにっこり笑う。
無情にも会議室から強制的に追い出されてしまった。
「あの、高崎?」
「うん?」
不安定な姿勢なまま呼びかける。
返事はされたがそのまま歩き出されてしまった。
「くしゃみ一つでそんな大袈裟な…」
「お前に倒れられたら困るんだよ」
あっさり言い切られて、思わずため息をついた。
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