紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2010/10/28 (Thu)00:29
異様に比率が高ぃのは友人の発破かけに書くからです。←
実は、未だにわかってなぃ。。。
宿舎の談話室。
埋まらない報告書の白い紙面と睨めっこする事かれこれ二時間。
「あーもー無理じゃね……」
べちゃっと机に突っ伏した。
完全に諦めモードの鼻腔に優しい匂い。
のろのろと目を開ければ先程なかったマグカップ。
それと鮮やかな空色。
レンズ越し目があう。
反射的に笑えばため息が返ってきた。
+++談話室にて。+++
「あっちー……」
じりじりと照りつける太陽に、カレンダーを疑いたくなる。
制服のファスナーを全開にして見上げた空は雲ひとつない。
「10月とか、嘘だろ」
「嘘かもよ?」
ひたり、剥き出しの首筋に触れた手の冷たさに肌が粟立つ。
凍りそうな声の主を振り返れば当然のよぅにひんやりとした目があった。
+++ホームにて+++
「結婚しよう」
「……は?」
凄く真面目な顔で告げたのに、返ってきたのは酷く冷たい視線だった。
「いや、だから」
「寝言は寝て言ったら?」
怯みかける自身を叱咤して、再び試みるも途中でざっくり切り捨てられる。
肩を落とすと呆れたようにため息。
「 」
スッと近づく顔。
耳元に囁かれた言葉に一瞬で気分が浮上した。
+++飴と通常運行+++
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