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紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2017/11/24 (Fri)01:22
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2011/01/16 (Sun)23:03

懲りずに名.鉄.さんと758市営地下鉄の彼。
犬山は可愛い顔してるんだよね。
口悪いけど!!
















「地上さっむーっっ」

外を歩くには薄着過ぎた、と今更思いつつ自分の駅であり相手の駅である駅の乗務員室のドアを開けた。
暖かい空気が流れ出してくる。
折角の空気が逃げないようにすぐさま閉めて、室内を見回した。
誰もいない。

「あっれー?」

職員どころか引き継ぎ相手もいなくて、首を傾げた。
時間に煩いあの人がいないなんて、と奥へと歩いていけば入口から死角になっているところに、深緑の制服の端が見える。

「なぁんだ、いるんじゃないすかー」

パタパタと主人を見つけた犬のように走り寄った。

「いーぬやーまさ、」

ソファに腰掛けているのを下から覗き込むようにして名前を呼んで、固まる。

「ん」
「すー……」

腕を組み、ソファに沈み込むように眠っている姿があった。
眉間に皺を寄せ気難しい学者のような顔をして。
強気な視線は瞼の下。
ずれた眼鏡から見える素顔が新鮮で、息を詰めて見つめた。

「犬山、さん?」

小さな声で、呼びかける。

「……ん」

ふるり、と思いの外長い睫が揺れた。
緩慢に瞼が持ち上がって、濃緑の瞳が現れる。
緩く瞬きを二回。

「つるまい?」

かすれた声で名前を呼ばれた。

「は、はい!」

無防備な様子に思わず咽喉が鳴る。ぼんやりとしている顔に手を伸ばして、ズレた眼鏡を持ち上げた。
触れた頬が熱い。
暖房の効いた部屋の中で寝ていたからだろうか。





+++++
自重しない鶴舞。
このあと我に返れば殴られますし、睡魔が勝てばまた眠ります。
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ハッピーエンドを書くのが苦手。
得意なのは専ら昼ドラ系。←
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