紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2011/01/18 (Tue)00:34
お友達が酔っ払いだったのでネタにしてみたwww
そして、しっかりバレました;
夢っぽいので、苦手な方は注意ー。
名.鉄.犬山と758市営地下鉄の鶴舞。
「大丈夫っすか?」
ふらふらと覚束ない足取りで歩く姿が目の前の通路で膝から崩れた。
慌てて駆け寄れば顔が朱い。
「らいじょうぶですー」
若干まわっていない呂律に苦笑した。
酔っているらしい。
「おねーさん、帰れそっすか?」
「あやー。やさしいねー名前はー?」
かみ合わない会話に小さく笑った。
「鶴舞っす」
「そっかーかっこいいねーあたしねー、いー気分なのー」
くすくすと楽しそうに笑う。
「そうですか」
「でもねでもねー2杯しか飲んでないのよー」
冷たいコンクリに座り込んだまま楽しそうに彼女が話し続ける。
さて、どうしようか。
「お客様、こんなところにいては風邪を引いてしまいますよ」
考えてる視界に濃緑ジャケットが映って、ぎょっとなった。
「おにーさんーだれー?」
「タクシー乗り場までご案内します。お手をどうぞ」
問いかけをスルーして軽がると立ち上がらせた。
ぽかん、と眺めていたら後頭部を叩かれる。
「何ぼさっとしとるんだ」
「はい!」
疑問より会えた事のほうが重要だった。
「おにーさんたちばいばーい」
最後まで楽しそうな彼女をタクシーに乗せて送り出した。
「あ、のっ!」
「何だ?」
ここは地下鉄の駅で、何故だとかどうしてとか色々考えたのに。
「会えて嬉しいっす!!」
結局口から飛び出たのはこんな言葉で。
一瞬惚けたような顔をして。
「たわけが」
笑顔を返された。
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