紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2011/02/03 (Thu)22:27
名.鉄.二次!!
築港と常滑の詰め合わせー。
ちっとこ推奨。
たまにとこちつ。
「ただいまー……」
「おー。おかえ、り!?」
ぐったりとした声で帰ってきた常滑を振り返って築港は固まった。
痣の残る顔。
薄汚れた制服姿。
「どうしたんだよ!?」
「殴られた」
ぼろぼろになった制服をゴミ袋に突っ込みながら憮然とした顔で返事が返ってきた。
「殴られたぁっ!?」
「酔っ払いの喧嘩の仲裁に入ったら巻き込まれた」
ネクタイはソファの上へ放り投げる。
溜め息を吐きながらワイシャツも脱いでいく。
「っ……」
露になる白い肌。
その上にくっきりと刻まれた暴力の跡。
背徳的なコントラストに眩暈がした。
衝動のままに手を伸ばして変色した肌に唇を寄せる。
「っ築港!?」
驚いた声。
口付け他肌は、酷く甘い味がした。
+++
おにいちゃんだいすき!!!
ぎし、とベッドが軋む音に目が覚めた。
「……ちっこう?」
ぼんやりとした視界に細身で筋肉質な背中が映る。
「んあ? 起きた?」
スラックスを穿いただけの姿で近づいてくると、自分とよく似た顔が視界いっぱい広がった。
こつん、と額同士がぶつかる。
「熱はないっぽいなー。今日は大人しくしてろよな」
ぐしゃぐしゃと髪を撫でられた。
「ん……」
「よっし」
小さく頷けば満足そうな顔で離れる。
「っ……」
振り返った背中に朱い跡を見つけて顔に熱が集まった。
白いTシャツに、すぐさま隠されてしまったけれど。
普段は着ないワイシャツをその上に羽織る。
制服の上着も。
最後に眼鏡を胸ポケットに入れた。
「んじゃ、いってくるわ」
「……いってらっしゃい」
見慣れない姿に違和感を覚えながら手を振る。
えへら、と緩んだ顔に視線で問いかければ、「跡、つけたんだ」と顎の下をご機嫌に指されて、固まった。
「きちんと寝てろよな」
「っっっ」
ばっ、と思わず指された箇所を押さえて睨む。
出て行った後だったが。
+++
風邪でダウンしてたお兄ちゃんを襲いましたwww
築港は朝夕自分の路線見たら、残りは常滑にいます!
「築港?」
「……にいちゃん」
業務を終えて部屋に帰ってくると、真っ暗な部屋の片隅に築港が蹲っていた。
音に反応して、のろのろと顔があがる。
その顔に酷い跡を見つけてぎょっとなった。
「お前、どうし、た――……」
慌てて近寄って、蒼白になる。
酷い有様の制服。
除く肌にも生々しい跡があった。
+++
もらったssに悲鳴上げて勝手に続き。←
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