紙端国体劇場様の二次創作置き場。
2011/02/11 (Fri)21:12
宇都宮と日光(女)。
お友達のリクでしたん!
コメディとラブコメ。←
「本当に、発育不良だよね」
「っ!?」
後ろから伸びてきた手が徐に胸に触れた。
触れたと言うか、わし掴んだ。
「このっ」
反射的に裏拳を繰り出したがあたるはずもなく。
無遠慮な手はツナギの上から胸を揉んでいる。
「ねえ、日光知ってる?」
「何がだよ、この変態!!」
吼える日光に宇都宮はくすり、と笑って、耳元に囁いた。
「胸って、揉むと大きくなるんだよ?」
「ならねぇよっっ!!!」
ガンッ、と足を革靴越しに踏みつける。
ギロリ、と睨みつけると一言吐き捨てた。
「揉んで大きくなるくらいなら、今このサイズじゃねぇよ!」
「…………君はもう少し、発言に気をつけたほうがいいよ」
後愁傷様。
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深読みしてくださいwww
とんとんとん、と階段を駆け上がる。
「よ、っと」
最上段に足をかけた。
ズルッ、と。
「ひゃっ!?」
多分、氷を踏んだ。
後ろに体が傾ぐ。
あぁ落ちる、とどこか冷静に考えながら口からは「きゃぁっ……」と悲鳴が上がっていた。
うえ、気持ち悪い。と顔をしかめたところで、ドンという衝撃。
コンクリにぶつかったにしては柔らかい。
「うえ?」
「危ないよ?女の子なんだから気をつけないと」
見上げた視界に何を考えているのかわからない宇都宮の笑顔。
ひょい、と横抱きに抱え上げられてしまった。
「ちょ、おいっ!」
「君が『きゃあ』だなんて可愛い悲鳴上げるのがいけないんだよ」
じたばたともがくが抵抗虚しく、そのまま宿舎に送り届けられてしまった。
痛いと、一言も言わなかったのに捻った足を発見されていたのに喜んでいいのか、気持ち悪がるべきなのか。
とりあえず、伊勢崎には目一杯怒られた。
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ラブコメ目指して大玉砕。
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